とにかく忙しい30代と40代。
「仕事も家庭も忙しく、時間が足りない…」と感じていませんか?
「神・時間術」という本に出会った私は、時間管理の概念そのものを見直すきっかけを得ました。
本記事では、
樺沢紫苑さんの著書『神・時間術』の概要を紹介しつつ、実践した結果どのように変化があったのかをレビューします。さらに、読者の皆さんが日々の「冒険」を効率的に進めるためのヒントもお伝えします。
「神・時間術」ってどんな本?
『神・時間術』は、精神科医である樺沢紫苑さんが書いた時間管理の指南書です。
「時間の使い方のオススメってどの本?」って言われたら、この本を勧めます
本の帯に記載がありますが
精神科医の「医学的メソッド」×アメリカ式の超効率的な「時短術」
を元に書かれています。
この本は
結論:どこから読んでもOK!気軽に読める。今の生活を変えるヒントを与えてくれる本です。
樺沢紫苑さんの本はこれ以外にもたくさんあります!
本の構成:好きなところから読むべし!
序章と6つの章から構成されています。
「序章」を読むだけで勉強になります(笑)ざっと、章のタイトルを紹介しますね!
読書好きのあなたは、ビビビッときますよね
- 序章:最高の人生を手に入れる「神・時間術」4つの原則
- 1章:脳の機能を最大に生かす集中力の高め方
- 2章:朝の時間を最大に生かす脳のゴールデンタイム術
- 3章:昼の時間を最大に生かす午後のリセット術
- 4章:夜の時間を最大に生かす運動&睡眠のリセット術
- 5章:仕事の時間を最大に生かす時間創出仕事術
- 6章:自由時間を最大に生かす自己投資&リフレッシュ術
うわー、ちょっと難しそうじゃないです・・?
太字や色など変えてみたけど、ボリューミーですね・・(笑)
大丈夫です!サラッと読めます。気になったところだけ読んでもOK!
「集中力」や「ゴールデンタイム」という概念に着目した「序章」を読むだけでも勉強になります。
漫画版もあるので、サラッと読んでみたい人はこちらもどうぞ
特に印象に残った3点
いや、たくさんあり過ぎてこまっちゃう(笑)
印象に残ったページに付箋を貼ったり、端を折るドッグイヤーをしたりしますが、お世辞抜きでたくさんありました。
その中で3つに絞ります
1. 午前中の仕事価値は4倍
本書では朝の「ゴールデンタイム」の活用が、1日の充実度を大きく左右するとされています。朝の脳は1日の中で最も集中力が高く、クリエイティブな作業に最適な状態です。
第1原則のまとめ
- 仕事の種類を「集中仕事」と「非集中仕事」の2つに分ける
- 「集中仕事」を朝に持ってくる
- 朝の時間は夜の4倍の価値がある
- 変に集中力を高めようとしない
具体的な方法として、わたしは以下のことを実践しています
- 骨太な仕事を、朝イチに持ってくる
- 会議やミーティングはなるべく午後に段取りする
- 休みの日はブログ記事の作成を朝にやる
集中力を必要とする作業の効率が格段に上がりました。4倍ってホントかなと思いましたが、体感として2倍は違います。かかる時間も短縮されました。
時間帯による向き・不向きを意識することがポイント!
えー、じゃあ朝以外は集中力できる時間って無いの?って思いますよね!
以下、まとめておきます
- 起床後の2~3時間
- 休憩した直後
- 終業間際の時間帯
- 締め切りの前日
2.15・45・90の法則
集中できる時間単位は、「15分」「45分」「90分」と3つあります。
15分、45分、90分前後の集中力の波があることはおそらく間違いのないことで、自分の中の適切な「集中時間」を発見し、その波に乗ることが、集中して仕事をこなすために、とても大切だと思います。
多くの人が1日中「頑張り続ける」ことを目標にしがちですが、脳はそれほど長時間集中力を保つことができません。本書では90分間集中したら10〜15分休憩することを推奨しています。
集中時間も休憩時間もざっくりでOK!
ずっと同じことをやり続けない。「切り替える」意識をもつだけで断然ちがいますよ!
映画でもドラマでも、ずっと同じ調子ではなく「変化」によってリズムをつくっています。
野球でも攻守交替、サッカーは45分でハーフタイムという「休憩」があります。
仕事中は、ちょっとだけストレッチをする。トイレに行くだけでも気分の切り替えといった「休憩」となります。
「休憩」を取り入れたら、以下の変化がありました
- 疲れが軽減され、仕事終わりでもエネルギーが残っている
- 帰宅後も夜ごはんづくりや愛犬の散歩、ジョギングをする余裕が生まれた
- ミスが減り、集中すべき場面で力を発揮しやすくなる
休むことへの罪悪感がなくなり、むしろメリハリのある「効率的な仕事」が可能になります。
家事もいっしょ!適度に休みをいれましょう
その他、本書では「5分仮眠術」や「運動によるリセット術」など具体的な方法が紹介されています
3. 雑念排除法「物の整理は頭の整理」
集中力の敵は、なんだと思いますか?
それは、雑念です。
「雑念が排除された状態が、集中した状態」と定義することも可能です。
樺沢さんは4つの雑念を挙げています
- 物による雑念
- 思考による雑念
- 人による雑念
- 通信による雑念
これは、おおよそイメージできるのではないでしょうか?
例えば
①の「物による雑念」
仕事中でも「あの書類どこにいったかな?」「あのデータどこにいったかな?」と物やデータを探す時間。これによって集中力は切れます。
自分も体感したことがあり、机やパソコンのデスクトップはこの本を読んでからはキレイにしています!
もう1つ。
②の「思考による雑念」
仕事をしていると、様々な雑念が頭の中をよぎります。
「そういえば、今日中に出さないといけない書類があった」
「Aさんにメール返信しないと」
結果として、集中力が妨げられるだけではなく、仕事が中断してしまうのです。
たった1秒の雑念が、結果として15分という時間のロスに連鎖していきます。
では、どうすればいいのか?
とにかく「書き出すこと」を推奨しています。そして、書いたら忘れること。
実際にやってみたんですが、スッキリしますよ!
すぐにメモする習慣が身についてきました
- 仕事中なら、チャットワークというアプリの「マイチャット」という機能で自分専用にメモをする
- 手元に紙を用意し、TODOリストとして書き出す
- 家やプライベートでは、LINEで自分だけの「ひとりグループ」をいくつか作成して、そこにメモする
覚える必要はなく、メモしちゃえば安心ですもんね
時間を制するものは人生を制す
この言葉聞いたことありますか?時間のつかいかたで人生変わります。
本に素敵な文章もあったのでシェアしておきます。
時間の使い方を工夫しないと、忙しさに殺されます。
20代の頃、チェーンの飲食店に勤めていたときのことを思い出しました。
給与も賞与もよかったのですが、勤務時間が10時から深夜0時、12時から深夜2時など拘束14時間勤務も当たり前でした。まさに時間の切り売りをしていました。
とくに働き盛りの自分たち世代は「働きすぎ」に注意!自分と家族を大切にしましょう!
「時間」は、人生の「通貨」です。「時間」を「どのように使うのか?」によって、ありとあらゆるものを手に入れることができます。しかし、1日は24時間しかないので、「それをどのように使うのか」で人生が決まります。
時間の使い方を学ぶことで、仕事力もアップしますよね!
「神・時間術」に対する世間の反応など
「神・時間術」を他の人はどう感じているのか?
『読むだけで効率がよくなるおすすめ本』に選ばれたりもしています
時間についての考え方
本の内容とは直接関係ありませんが、ここまで読んだあなたにならきっと響く。
占いで有名なゲッターズ飯田さんと著書の樺沢紫苑さんの投稿も紹介。
まとめ:40代会社員にこそ読んでほしい『神・時間術』
『神・時間術』は単なる時間管理術ではなく、人生を豊かにするための「冒険の書」のような一冊です。特に40代の会社員で、仕事と家庭を両立しながら自己成長を目指したい方にオススメ。
本書に書かれた時間術でまずはあなたにあったものを見つけ、日々の生活を変えていく。
そして、やりたいことにチャレンジしたり夢をかなえていきましょう!
ぜひ今日から、「あなたの冒険」を一歩進めてみませんか?
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