『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』(本田 直之さん著)
- 日々時間に追われている会社員や主婦の方
- 負のスパイラルから抜け出し、ストレスから解放されたい方
- とにかく自分が「面倒くさがりや」だと感じている方
- 今より成果を上げて幸せな毎日を送りたい方
この本はベストセラーとなった著書『レバレッジ・リーディング』など
「レバレッジ」シリーズでも有名な「本田 直之(ほんだ なおゆき)」さんの本です。
2009年発行。ページ数は157。
タイトルどおり55の法則ごとに分かれており
ページ数も多くないのでサラッと読みやすい本となっています。
私は寝る前に15分ずつ読みました
家での隙間時間にも読み進められます
では、早速。
私が感じたことをシェアします。
本のタイトルを読むと「面倒くさがりやだけどうまくいくって・・えっ、どういうこと?」
ってなりますよね!
本のかんたんな紹介
人の9割が面倒くさがりや?
著者自身、このように述べています。
わたし自身が「究極の」面倒くさがりやです
一般的に「面倒くさがりや」とはこのようなイメージでしょうか?(笑)
本田さんがセミナーや講演会で、
「自分を面倒くさがりやだと思う方は手を挙げてください」
と出席者に声をかけると、9割以上の方が手を挙げるようです。
自分もその場にいたら、手を挙げてます(笑)
「面倒くさい」から生まれる
面倒くさいから生まれた発明?
「馬で移動するのは面倒くさい」→自動車の誕生
「商店街を歩き回るのは面倒くさい」→スーパーマーケットの誕生
「道順を調べるのは面倒くさい」→カーナビの誕生
本文より一例として抜粋
カーナビが無いと迷子になっちゃいます(笑)
かけ算の九九
日本人なら、小学校の時に必ず習う「九九」。
面倒でしかない九九を覚えておくことによって、生活において様々なシーンで活用できます。
これを本田さんは、
「面倒くさいから、あえて小さな面倒をやっておく」という逆説的な考え方。
だと述べています。
間違いないです!実は子どもの頃にみんな「小さな面倒」を経験してるんですね
本の構成
以下の3つから構成されています。
- 考え方編
- 日常生活編
- 仕事編
気になる箇所から読んでも大丈夫です
なぜこの本を読んだのか?
ずばり。
私が「面倒くさがりや」だからです!(笑)
それでも「うまくいく」とタイトルで言ってるので
これは気になって読んじゃいますよね~。
本のタイトルもお上手!中身が気になっちゃいました
電気圧力鍋もカレーを作る時に焦げてしまうなど面倒だから買ったようなものです(笑)
気になった法則3選
特に印象に残った内容を3つシェアします。
全部予約する
「ああ、予約すればよかった」なんて経験、レストランなどでありませんか?
ちょっとした隙間時間なら読書など有効活用できるのですが、
事前に防げる「待ち時間」は少しでも減らしたいところ。
そこで「予約」です。
わたしの場合、ちょっと極端な例ですが「美容院は帰る前に次回分と次々回分の予約」をしています。
髪が伸びてくる6週ごとにカット。
6週後、12週後と2回分予約している感じです
今の仕事は基本土日休み。
美容院が人気のため、直前になると予約が埋まってしまい
「切りたいタイミングに髪が切れない」という事態になってしまいます。
そこで、オーナーさんからの提案でそのような形になりました。
その他、以下のような場面で「予約できる」ことが多いですね
- 映画館
- 病院
- レストラン
- 電車・新幹線
- ホテル
「予約」という小さな面倒をしておくことで、自分で日程や時間をコントロールできます
カラオケも予約できるお店が便利です!
しっかり寝る
「え、寝ることって面倒くさがりやと関係あるの?」と思いますよね
残業、テレビや漫画などの娯楽、飲み会などの時間を優先すると、
「面倒くさがりや」は「睡眠時間を削る」ことで物事を解決してしまいがちです。
睡眠と自己投資は、24時間の中でまず最初に天引きされる時間です。
本文 2.日常生活編 法則25「面倒くさいから しっかり眠る」より引用
睡眠時間が少なかった翌日のパフォーマンス低下はみなさんも感じていますよね。
30代の頃、ついつい漫画のワンピースやカイジの続きが読みたくなってしまい夜更かし経験があります…(笑)
わたしは現在、睡眠時間を6時間30分キープしています。
こういった本を読む「自己投資」の時間も天引きしていくようにします。
時間割で動く
歯磨きって、もう考えずに習慣になってますよね?
そう、他のこともやりたいことは先に「天引き」して時間割に入れてしまうと
面倒くさがりやでも「ラク」に習慣化できます。
学校やパッケージツアーを思い出してもらえばわかるように、時間割に従って行動するのは、この上ない苦痛です。
ところが、自分でつくった時間割をこなしていくことには「やらされている感」がいっさいありません。
本文より 2.日常生活編 法則37「面倒くさいから 時間割で動く」より引用
1日全部決める必要はなく「やりたいこと」を入れて時間割を作るイメージですね
わたしの場合の一例として
- 入浴は5分以上湯船につかる
- 寝る前15分の読書
- 睡眠は6時間以上とる
- 土日の朝は朝活4時間キープ
このようにザックリ決めて時間割に入れて天引きしたら、スマホ時間が減り生活が充実しはじめました
『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』まとめ
いやー、本当はこうして本の内容を振り返って記事にするなんて…
面倒くさい(笑)
でも大事なことは忘れちゃうんですよね。
だから記録するようにしたのが、このサイトの「冒険の書」のカテゴリーです。
では、おさらい!
結論:「面倒くさがりや」だからこそ、工夫して「小さな面倒」をやっておくこと。余計な時間や労力を使うことがなくなり幸せな日々を送れるチャンスが生まれる。
かけ算の九九や予約が分かりやすい例でしたね!
キャベツの千切りなんて、細くできないし散らかるし・・・面倒ってときはコレ(笑)
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